毎年2月は、様々な場所でカーニバルが開催されており、ここ数年は
隣国のグアテマラの国境付近にある小さな町、Tenosiqueへ足を運んでいる。
今年も例年通り、土日を利用して弾丸で撮影に挑んだ。

このカーニバルの撮影は、既に数回行っているために、独特な踊りや独創的な衣装に驚きや
新鮮さは当初感じたものと比較すると小さくなっている。しかし、撮影時の登場人物や出会う方々との新たな出会いによって撮影を継続していく刺激を得ている。

このDanza de pochoという踊りには、「Cojo(コホ)」、「Pochoveras (ポチョベラス)」、「Jaguares (ハグアレス)」などのユニークなキャラクターが登場する。大きな葉、花、ゴム籠、木製の仮面で作られた豪華で独創的な衣装を身に着け、打楽器が醸す独特なリズムに
合わせて街の通りや町の広場で踊り歩く。この踊りは、善と悪の闘いから人間を浄化することを象徴しており、カーニバルの最終火曜日に敗北して火あぶりにされるポチョ(悪神)の死で終わる。



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