2016年9月に開催されて以来、7年ぶりに地方都市であるAtlixcoに足を運んだ。
毎年9月最終週末に開催されるプエブラ州の民族(民俗)舞踏、Huey Atlixcayotlの
撮影のためにケレタロからバスを乗り継いで片道7時間ほどかけて、プエブラ州に
位置する小さな地方都市Atlixcoに足を運んだ。
コロナ後、初めて行われるこのAtlixcayotlでは、12~13グループが参加し
それぞれ独特な衣装を身にまとい、独特な音色を奏で、独特な踊りを
披露した。
毎年、参加するグループが違うこともあり、撮影者としてもマンネリ化することなく
このイベントに注目できる点である。すでに、2014年から3年連続で撮影に参加した
経験から、あるグループとは顔なじみになるケースもあり、撮影者の中にも
知り合いがいたりと撮影をスムーズに進めることもできる環境があったのは
ありがたかった。
帰りのバスの運行時間のため、現地で撮影する時間は4時間ほどと限られたなかで
目を引くダンサーを見つけ、交渉しポートレート写真を行おうとするのは非常に難しいが
それでも、スペイン語を駆使しながら撮影交渉し写真を撮るのは個人としては
非常に楽しく有意義な時間であることは変わりはない。
ただ、やはり地方都市から地方都市への移動に時間がかかるのは
メキシコシティーに住んでいたときと比較すると、非常に疲れるのに加え
撮影時間が制限されるので撮影の難しさを感じざるをえない。
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