「つぶろさし」
男根に似せた木の棒を持って舞う「つぶろさし」という主役の男が
登場することから、この芸能自体を「つぶろさし」の名称で呼ぶ人が
多くなった。
男面をつけ男根をもった、「つぶろさし」、女面をつけ竹の楽器ササラを
すりながら、「つぶろさし」にせまる美女役の「ササラすり」、
お金をチラつかせながら色気でせまる顔をかくした女性役「銭太鼓」が舞う。
新潟県無形文化財「太神楽つぶろさし」、鬼舞つぶろさし」が
町内いたる所で舞い踊る。
鬼太鼓や神輿が繰り出し、大獅子3匹も迫力ある姿で町を練り歩く。
大神楽舞楽には、性的要素が強いこの舞は、人間の旺盛な性欲を
作物などに感染させ豊作を促す、いわゆる五穀豊穣、子孫繁栄を祈願
するもので、このような行為を感染所作(かまけわざ)と言う。
男性役の「つぶろさし」と女性役の「ササラすり」が
登場し二人のユーモラスな舞が披露される。
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