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  • skcovita5884

沖縄闘牛

毎年、年末年始は一年間頑張った自分へのご褒美として海外で過ごしてきた。

しかし、去年は海外渡航がコロナの影響で出来ない中、沖縄へ行く手配をしたものの

年末を迎える直前でコロナ感染者数の増加により、敢え無く断念した経緯もあった。

しかし、今回はなんとか沖縄へと足を運ぶ事が出来た。


沖縄といえば、綺麗な海を思い浮かべるに違いない。

しかし、そんな綺麗な海を見ても数日間も同じ環境に居れば「飽き」が必ず来ると思い、

沖縄文化、琉球文化に根付く風習や習慣がないかを調べたところ「闘牛」というワードを

目にした。



「闘牛」というとスペインが思い出されるが、闘牛士が赤いマントのようなもので

牛をいなしたり、闘牛へ立ち向かう勇敢さを称える伝統文化だったり、牛追い祭り(サンフェルミン祭)のように街に放りだされた牛達を人々が追いかけたり、追いかけられたり(角を触ると良いとされる願掛け儀式あり)人と牛が対決、対立する構造が「闘牛」にはある。


しかしながら、日本における「闘牛」はスペインのとは違い、「闘争本能」を残した牛同士を闘わせる競技である。単純に言えば牛と牛のぶつかり合い、もしくは牛相撲である。

それぞれ特徴のなる角(ツノ)を活かしながら下記に示したような技、テクニックを繰り広げながら、体力を消耗させ相手の闘争本能を削り、奪っていく。結果的に相手に背を向け、戦意喪失し逃げた牛の負けとなる。

円形の闘牛場のなかで繰り広げられる牛と牛のぶつかり合いは格闘技のようで迫力満点。

そして、闘牛を管理、調教する各チームは試合に勝てば物凄い勢いで牛に駆け寄り勝利を

喜び、雄叫びを響き渡らせる。

正面から渾身の力を込めて直線的に相手を押すこと。押しだけで勝負が決まることは希であり、体勢を崩した後続く腹取りでの決着が多い。






相手の眉間めがけて角を打ち込むこと。体重が乗った強烈な技が決まった場合は、かなりと威力となり、間をおかずに相手を敗走させることができる。






角を掛けて相手の首をまげること。もっともよくでる技であり、相手の首が90 度近くも回転し天井を向いたままになることもある。






相手の隙を狙い横腹を一気に襲う技。この技を得意とするのは、敏捷で体全体にバネがあり瞬発力豊かなタイプで花形牛となることが多い。







相手に体重をかける技。相手の押し込みや掛けを避けるため防御目的にやることが多い。






うるま市. ”闘牛を観戦しよう!”. 闘牛の技. https://www.city.uruma.lg.jp/sp/iina/2394,(参照2022-01-09)


























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