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啓蒙

  • skcovita5884
  • 2021年5月23日
  • 読了時間: 2分

僕が好きな作家である「薬丸岳」の少年犯罪をテーマにした作品を読んだときに

感じた「罪を犯したあとの形見の狭い生き方」や「実名報道されないまでも

ネットでの誹謗中傷」、「好奇心から来る犯罪者探し」、「加害者家族への

誹謗中傷」、「加害者側の家族の崩壊」、そして「被害者側の家族関係崩壊」

「喪失感、憎悪、許せなさ」などなど 

上記のことを改めて思い起させる出来事が下記の改正である。


https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE177RF0X10C21A5000000/



改正少年法が成立し2022年春から施行という形となった。

2015年に選挙権や民法での成人年齢を20歳から18歳と引き下げられたこと

で少年法では20歳未満のままとなっていたため、整合性の問題を指摘されていた。


18歳、19歳を「特定少年」とし「特定の規定」を設けたことにより

17歳以下と18歳、19歳の「特定少年」を区別し線引きをした。

いわゆる、18歳、19歳を準成人というような位置づけにしたように思える。


現在の法律では、報道規制について20歳未満での事件を犯した場合には、

本人が特定されるような掲載や報道は禁止となっているが、

改正された法案では、特定少年18歳、19歳については起訴された段階で

現行法の報道規制の解除となった。


しかし、疑問はこの変更点に関し該当者である高校3年生に対する説明を誰が

行うのか? 学校?それとも自分自身? 改正があったことさえ知らない

無知な該当者も多数いるはず。 改正を受けて該当者への自覚を促す

啓蒙活動はしていくべきではないだろうか?





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