タイとミャンマーとの国境に近いサンクラブリー(Sangkhla buri)
を訪ねた。
特別何か凄い観光地というわけではないが
一つだけ見てみたいなと思ったのが木造の橋である。
サンクラブリーの中心部から歩いて15分ぐらいの場所に湖があり
対岸にモン族と呼ばれる民族が住んでいる。そこに繋がる橋を
モンブリッジと呼ばれ
モン族自身が建設したと言われている。
木造でしっかりと組み立てられており
非常に頑丈な作りとなっていた。
対岸で過ごすモン族は
旅する中で得た情報では、正月、旧正月、結婚式などでしか伝統的な民族衣装は身につけず普段は僕らのなんら
変わらない服装をしている。
しかし、この対岸に住むモン族は若者は
僕らと一緒の服を普段着として身に纏っているが、年齢を重ねている方だけは未だ民族衣装を身に纏い生活を
送っておりカメラを
向けると笑顔で答えてくれた。
しかしながら、生活は非常に厳しい。家の中にあがらさせてもらうと電気がない、ガスもないそのため家の中は
暗く煙ったい。
そんな中、民芸品を創作したり観光客相手に販売したりして
生計を立てている。
何時間もかけて手作業で行う創作作業で得る
収入は微々たるもん。
しかし、彼らは何かしらこちらを笑顔にさせるような姿、視線を与えてくる。