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  • seiichi kobayashi

San Judas 2015


毎月28日 San Judas Tadeoの偶像を手に持ちメトロイダルゴ駅前にあるsan hipolito教会に

巡礼をしに来る。

その数は数えきれないほどである。

老若男女問わず様々な方々が

わざわざ遠くから巡礼に来るほど。

しかし、そこには純粋な巡礼者もいればそうでは

ないような若者たちも教会付近の至るところに

いるのも事実である.

この28日には教会前には出店が並び、タコスやバルバコアとかメキシコの伝統的な食事で提供される。

その料理の独特な匂いや教会前にある小さな広場にたむろう浮浪者が発する異様な臭い、ところどころにある糞や尿の臭い、若者がこよなく愛すインナーの臭い、タバコかわりに若者たちが吸うマリファナの臭いがミックスされ

なんとも言えない非常に独特でクサい臭いを発している。

この臭いのミックスさがメキシコ文化や習慣を強調しているのではないかと個人的には

感じている。

様々な要素を取りいれながら

別のものへと変貌、変化させることに長けてるメキシコ文化は「融合」というキーワードが非常にうまく合っている。 味覚、聴覚、視覚

味に始まり、音、そして色の

コンビネーションは絶妙である。 僕はメキシコは「mixco」と名乗るべきであると考えている。

judas tadeoの偶像と教会外での行いのミスマッチ、コントラストが非常に興味深く2年ほどこのプロジェクトを続けている。さらに時代や流行の変化に よる「変わるもの」と「変 わってはいけないもの」の 違いを継続的に撮影するこ とにより時系列で表現でき るのではないかと考えてい る。

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