初めて犬山祭りへ足を運んだ。
立ち並ぶ山車を見て思ったのは、高山祭りの山車の方が豪華であったように思えたため「ショぼ」っと感じてしまった。
撮影したこの日は非常に晴天に恵まれ桜が開花していたため大勢の観光客が国内外問わず訪れていた。
山車を珍しそうに見つめる外国人の方はカメラを片手に不思議そうな表情を見せていた。
それは、この山車を担ぐ人たちである方々が山車を取り巻くようにおり休憩中でお酒を飲みながら佇んでいたためであろう。
僕が到着した夕方の時点でかなりの観光客がいたが、提灯を付け始めたらさらに人混みが多くなっていった。提灯をどのように付けていくのか関心があるのだろう山車の前に立ち止まり上を見上げたまま前に進まない。そのため、人の流れがとまり人混みが大きくなっていった。
そして、すべての提灯を付け終えると拍手が生まれた。
こういうところに地方の小さな町のお祭りっという感覚が僕を支配する。 温かい雰囲気が漂う祭りの雰囲気に提灯の色や
出店から漂うそれぞれの味や匂い それに点灯する豆電球が祭りに彩りをもたらす。
元号が平成から令和へと移行するこの時期に「昭和」の時代を感じさせる懐かしい感覚に陥った祭りであった。
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