2月下旬に香川県に属し瀬戸内海に位置する島、豊島へ足を運んだ。
自然豊かな環境が残る島である。
しかし、コロナウイルス拡大による影響はこのような小さな島にも
大きな黒い影を残した。
様々な媒体によるウイルスについての報道を目にして
恐怖心や不安感を抱くような報道姿勢に一般的に保守的である
島民はより不安を抱きステイホームを愚直に行っていた印象を受けた。
若干、新規感染者数が減少していた時期であったため
観光客が多く、出会う方のほとんどが観光客であり
島民の方に出会うことはほとんどなかった。
そんな中、2組のご家族の方とお話しする機会があり島の状況を
尋ねてみるとやはり家からはあまりでなくなったっと仰っていた。
また、島民の高齢化と過疎化が進み、家や土地も管理する方がいなくなりつつあり
畑は荒れてしまったり、畑で作った新鮮な野菜やお米は売っても儲けがないと
嘆いていた。
また、カラスだけでなく猪なども森から降りてきて一生懸命耕した農作物を
食べ行くため、非常に苦労しているとも仰っていた。
一時期は3000人弱の住民が島で暮らしていたが、今現在では700人台へ
減少し、過疎化がより一層進んでいる印象を受けた。
9月頃には島の住民参加のお祭りがあるというため、ぜひ今年の秋には
再訪して島民の方と島についての詳細な状況などをお話しをしてみたいなと
思った。
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