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三徳山三佛寺投入堂 2021

更新日:2021年8月22日

投入堂(なげいれどう)は、鳥取県東伯郡三朝町にある木造建築物三仏寺の奥院として三徳山北側中腹の断崖絶壁の窪みの中に建造された懸造仏堂で、平安時代密教建築の数少ない現存遺例である。

日本建築史上、他に例を見ない特異な建造物であり、日本国宝に指定されているが、険しい登山道(行者道)を登った先の、文字通り絶壁の中に建ち、その上方は岩壁がオーバーハングしている。「日本一危険な国宝」の異名をとり参拝者は堂を斜め上方に見上げる地点までは立ち入ることが出来るが、崖を登って近付くことは滑落事故が発生する恐れがあるため、原則として禁止されている。

険しい地形に建立された建築物群を目にするには約60分弱ほどのトレッキングが

必要となり、転落の危険もあることから2名以上での参拝登山となっている。







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