「完敗」。
これに尽きる。
プレーヤーとして何度も負けてきたけど、コーチや監督という立場で試合に負けると
かなり感じ方に違いがあることを理解した。
プレーヤーの場合は本人が体感、体験し相手との力の差を感じることで、戦いながらも
若干諦めに似た感情や感覚を抱いたり、現実を前向きに捉えることが出来たりする。
しかし、コーチや監督という立場では、先ず選手が全力で力を出し切れたのか
出し切れる準備、試合へ臨む気持ちや体調に問題はなかったのか?
チームの雰囲気などを考慮し見直す点が多々あることに気づくが、結果としては
気づくのが遅すぎる。
選手自身が勝ちを掴む努力をする、し続けることは勿論であるが、戦える環境をチーム内で整え提供できるかがチームを運営するものとして非常に大事になってくる。
また、選手自身はアマチュアであり、家族や子供もおりそれぞれの諸事情により、
メンバーが揃わない中で今回試合に臨むことになった。
しかしながら、結果からすると環境うんぬんではなく、また人数でもなく、
立ち向かう気持ちや姿勢ではないかとコーチとして参加し感じたことである。
人数が少ない中、倒れるぐらい全力でプレーしたのか? または、自分の出来るプレーを
チャレンジしたのか? やりきったのか? 客観的に見ても、彼女らのプレーには
その点が見受けられなかったのが残念である。
とはいえ、今後も試合は続くので次回までに前向きな姿勢、気持ちを取り戻し
全力で試合に向かって準備できればと思う。
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